【IoT活用セミナー】令和5年6月16日(金)

【第一部】IoT自社開発事例紹介
~生産管理システム構築による稼働状況の適正把握とトレーサビリティ確保~

昭北ラミネート工業株式会社 
設備生産技術部係長
山崎 雅樹 氏

 当社は、明治36年創業。全国の医薬品産業に包装資材・パッケージを提供しています。デザインから印刷、納品までを一貫生産し、独自の品質管理システムQ-systemによる多品種少量生産への対応が可能であることが大きな特徴です。そんな当社がIoTに取り組んだきっかけは、Q-systemへのデータ入力が、加工機械オペレーターの手入力に一部依存しており、ヒューマンエラーによるQ-systemの信頼性、品質管理体制への懸念が潜在しており、この影響を排除したいと考えたからです。導入にあたり最も留意したことが、「現場のオペレーターにはデータ収集について一切負担をかけない」ということです。
 現在、当社が行っている、さまざまなデータを見える化し、どのように活用して、生産効率の向上につながったのか、また、それを応用した予知保全や加工機データを活用した生産環境自動制御などについてご紹介します。

【第二部】IoTで電気料金対策を考えよう ~対策はデータ化から~

北陸コンピュータ・サービス株式会社
情報サービス本部 サービスコンダクト室
上席エキスパート 上杉 弘 氏

 昨今の電気料金値上げは、単純な原価アップとなり皆さんの生業に少なからずインパクトがあるのではないでしょうか?弊社ではもろにサービス料金に影響し、対応に大変苦心すると共に、遅ればせながら対策検討を始めたところです。IoTと節電についてchat-GPTに尋ねてみると、モニタリングによる節電機会の把握と管理に密接な関係であるとのこと。
 本講演では、電気料金の仕組みをおさらいしつつ、モニタリング機器の紹介を通して対策について考えたことを紹介させていただきます。皆さんの電気料金対策のきっかけ・一助となれば幸いです。

【第三部】登壇講師やIVI(Industrial Value Chain Initiative)教育リーダーを交えた座談会

※各社で抱えるデジタル・IT化等の様々な課題について意見交換をします。

ファシリテーター:
CKD 株式会社デジタル戦略部、IVI 教育普及委員会委員長
上岡 洋介 氏

日時2023年6月16日(金) 14:00~16:00(受付開始13:50~)
場所・北陸経済研究所セミナールーム
・各受講企業またはご自宅にて(Web会議システムZoomを使用)
対象北陸の製造業の方、IoTに興味がおありの方など
定員セミナールームでのご受講:16名   オンライン:50名 
参加費IoT活用推進フォーラム会員:無料、会員以外:1,000円(税込)

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